【1】防錆
|
テナンビームの素地は溶融亜鉛メッキ鋼板SGHC・Z27で亜鉛の付着量は両面で、275g/uです。
さらにその上にリン酸亜鉛処理を施し安定した皮膜下地を作り、そこに耐食性に富む樹皮系塗料を約22ミクロン電着コーティング(カチオン塗装)することで強靭な防錆加工にしてあります。
この3層の防錆効果によりテナンビームの強度は長時間維持されます。
|
|
…つまり、【溶融亜鉛メッキ】の上に【リン酸亜鉛】を重ね、二つの腐食しにくい素材へと更に【樹脂系塗料】でコーティングすることにより、三段階で腐食を防止することが出来、3重の安心が得られるということです。
|
|
→鋼材(SGHC・Z27)
|
→溶融亜鉛メッキ
|
→リン酸亜鉛処理層
|
→樹脂系塗料層
|
↓
|
3層の防錆効果
|
※溶融亜鉛メッキ
亜鉛によって鉄の表面に皮膜を作り、鉄の表面が化学反応を起こさないように空気との接触を遮断することによって、さびから金属を守る技術で、他の表面処理法では得られない高い防食効果があります。
防錆効果が長時間持続し、金属の寿命を大きく伸ばします。
|
※リン酸亜鉛処理
この処理を行うと、水に強く、皮膜の化成による寸法変化も少なく、機械部品の防錆や塗装下地に最適なものとなります。
|
|